研究に関するお知らせ
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研究課題名 | 標準薬物治療の実施状況と臨床アウトカムに関するDPCデータに基づく
調査研究グループ DPCデータを用いた標準薬物治療の実施状況調査に関する研究 |
研究者氏名 | 今井志乃ぶ 東京大学医学部附属病院国立大学病院データベースセンター・特任助教
(担当業務:データ収集と解析) 赤沢 学 明治薬科大学公衆衛生疫学教室・教授 (担当業務:解析に関する研究協力) 日本アプライド・セラピューティクス学会、DPCマネジメント研究会 |
2.研究の概要 | |
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2-1.目的 | 医薬品の有効性・安全性を確保するためには、治療ガイドラインに沿った使用が推奨されます。治療ガイドラインに準じているかどうかについてDPC/PDPSデータを用いて検証し、検証結果を協力病院と共有することで、医薬品の有効かつ安全な使用を推奨することを目的としています。 |
2-2.方法 | 治療ガイドライン(冠動脈ステント治療における抗血小板療法)で第一選択薬のひとつとされているクロピドグレルについて、ガイドラインに推奨される使用が行われているか、DPC/PDPSデータを利用し検証します。 なお、データ入手に関しては、申請者らが直接医療機関との接触は行わず、医療機関名や患者名などの個人情報は含みません。 研究結果に関しては学会を通じて、実臨床現場でのガイドライン遵守に向けた取り組みを啓発します。その他、研究手法、研究結果については論文の執筆を行い広く社会に資する予定です。 |
2-3.研究対象者について | 2011年4月~2012年3月に協力施設を退院し、冠動脈インターベンション治療を施行した症例です。各医療機関から研究用に提出いただくデータであり、個々の患者や医療機関に新たに何らかの調査を行うものではありません。 |
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研究が行われる実施場所 | 東京大学医学部附属病院内で実施いたします。 |
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研究における倫理的配慮について | 本研究では、DPC/PDPSデータを協力施設より許可を得て入手・分析するもので、データには、患者の個人名や医療機関の名称は含まれておらず、データは統計的に処理され、個人の氏名が公表されることはありません。研究成果は、研究報告書、学術論文、学会発表を通じ公表を予定しています。
なお、本研究は、東京大学大学院医学系研究科・医学部倫理委員会の審査・承認を得ております。 |
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本研究に関する連絡先 | 〒113-8655 東京都文京区本郷 7-3-1
東京大学医学部附属病院 国立大学病院データベースセンター 今井志乃ぶ 電話番号:03-3815-5411 内線 35204 電子メール k-shinobuあumin.ac.jp(「あ」を「@」に変更してください。) |